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From: 小林靖彦

今から約18年前。

私が一人でヨーロッパを
放浪していた頃の話しです。

ミラノでドゥオーモを訪れたあとに、、


「あ、そうだ。せっかくだから
『最後の晩餐』見に行こう!」と思いました。


『最後の晩餐』は、
レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作の1つ。

美術や世界史の教科書にも
掲載されてたので、
知ってる人多いと思います。


ドゥオーモ前。

広場の片隅で
「地球の歩き方」を開き、、

『最後の晩餐』について
パラパラと調べてみたところ、、


どうやら、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

という教会で
見れることが判明。


「よっしゃ行ってみよう!」
と思い立ち、、

てくてく歩いていきました。

(貧乏旅行者だったので歩きです^^;)


無事に教会に到着し、
入ろうと思ったのだけど
入場には、チケットが必要らしい。

んでもって、そのチケットは
即完売するほど人気で、、

ネットじゃなきゃ申し込めないとか、
なんとかかんとか、、

まぁとにかく
「入れない」ってことに気づきました。


「うぉー、まじかよ。残念!」

ガッカリして
立ち去ろうとしたその時です。


一人の男が、私に近づいてきて
こう言いました。

「これ。あげる」と。


その男の手には
なにやらチケットが握られていて、、

よく見ると教会の入場券でした。


「おぉ。すげー!」
と思ったのですが、、


当時の私は断りました。

なぜか?


だって、怖いじゃん(笑)

特に理由もなく、
大人気のチケットを
通りすがりの男がくれるって。

なんか裏があると
思っちゃいますよね?


しかも、こっちは
一人ぼっちで
知らない国にいるわけです。


怖くて、ソッコー
立ち去りました。


で!
これ、今思うと、、


たぶん、その男は
教会チケットのダフ屋で、、

入場時間がもう
あと数分で紙切れになっちゃう。


だから、もう要らないから
捨てるぐらいならあげよう。

という事だったと思います。

(たぶんね)


つまり、、

過去の私は絶好のチャンスを
取り逃がしたわけです。


まぁそれはさておき、、

人間にとって「理由」は
「めっちゃ大事」ということ。


どんなに、あり得ないくらい
有利なオファーでも、、

必ず”理由”が無いと
相手は、そのオファーには乗らないんです。


理由が無いと、、

「なんで、こんなに
有利な条件なんだ?」

「何か裏があるに違いない」

「きっと、後で何か要求されるんだ」

と、感じてしまうんですよ。


たとえ、激レアチケットを
無料プレゼントしようとしても
理由が無いと、受け取ってもらえないんです。


だから、、

もし、あなたが何か
出血大サービスの覚悟で、、

かなり思い切った
特別なオファーをする時。


必ず、理由を添えて下さい。


相手が納得できる理由を
添えてオファーして下さい。


「こんだけお得な条件なら
申し込まない方がバカでしょ」

ってぐらいの
良い条件でも、、

必ず理由を付けて下さい。


「理由」は、私達が
思っている以上に重要です。


ぐらしゃす。


From: 小林靖彦


P.S.
そういえば、、

ドラえもんがのび太くんと
一緒に暮らす理由って知ってますか?


ドラえもんはのび太くんの子孫。

セワシくんが
送り込んでくるわけですが、、

じゃあ、なんでせわし君は
ドラえもんをのび太君の元に送ったのか?


のび太は大学受験にも
就職にも失敗し、起業したものの、、

火の不始末により
会社が火事で焼け、倒産。

莫大な借金のせいで
子孫たちを困らせている。

だから、ドラえもんを
のび太くんの元に送ったわけです。


やっぱり何事にも理由があります。

理由だいじです。

この記事を書いた人

小林靖彦サクッと書いてボカンと売れるイージーライティングの専門家
コーチ、コンサル、セラピストなど一人起業家に、、商品・サービスの”真の価値”が伝わり、売上UPする”メッセージ”の書き方を教えています。
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